安全のはずが命がけ…怒る自衛隊・防衛省
この記事を読んであまりにも馬鹿にしてんだろと思ったので読売にメールした。
以下本文。
『放射能汚染の懸念が一層高まる事態に、自衛隊側からは怒りや懸念の声が噴出した。』
という書き出しで始まっていますが、この内容を読んだ限り自衛隊側の怒りや懸念の声は、東電が安全だと言った3号機で爆発事故が起こったことに対しての怒りであると思います。
即刻記事の書き出しを訂正すべきです。
最後まで読めば爆発事故に対する記事だとわかりますが、この書き出しでは放射能汚染に関する記事だと誤解し、市民の感情をいたずらに乱す可能性があります。
今後も御社の質の高い記事を期待しております。
確かに放射能は怖いです。
でも、それはまた全く別の話であって、自衛隊の怒りはなぜ爆発事故になるような場所を安全だと言ったのか?というところにあったはずです。
現地では自衛隊の方が頑張っています。
連携不足はあると思いますが、懸命にやっている人たちは他にもいっぱいいるでしょう。
そういった人たちを馬鹿にする記事だと思います。
『安全だと聞いてやってたら爆発したぞ!どうなってるんだ!?』を
『放射能の怖さもよくわからないまま自衛隊は行ってました、そんで今更わかったら今度は怒りだしました。いやぁほんとに放射能は怖いよね。』
という風に読める記事にしてしまう。
もちろん最後まで読めば、ああ爆発事故に怒ってるのかとわかります。
でも中途半端に読んだ人は、放射能は自衛隊も恐れるほどなんだと読んでしまうかもしれません。
放射能は恐ろしくてそれが東京にも来るかもしれませんよ?怖いですね?情報仕入れないといけないから新聞読みましょうね。という恐怖による購買運動を促進させようという狙いのある記事なんじゃないかと思います。
誰だって放射能汚染は怖いよ。
けど少なくとも首都圏はまだそんなことを気にする段階じゃない。
そんな場所からよくもまぁこんな記事を書いたもんだと感心します。
こういった記事で、現場に不信感や不安が生まれないことを祈ります。
ラベル:やりたい