どらっくすのちゃんぷる〜日記。

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2011年03月29日

精神がネットに拡散した時、肉体は必要なのか?「フェイスブック 若き天才の野望」

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

マーク・ザッカーバーグへの取材を元に書かれたノンフィクション。
これを書いた人はテクノロジー好きなのか、あるいはザッカーバーグに魅了されたのか、かなり好意的な本だったように思う。

人間はこの先にどこに行ってしまうんだろう。
この本を読んでいるとそんな気分になってしまう。
ネットというバーチャルなはずの空間が、現実に影響を与えるようになってから多くの時間が過ぎた。

ただのデータベースであった時代は終わり、個人の意思のようなものがより強く発信できる媒体へと変化してきている。
実名にこだわったfacebookが台頭してきたのもそんなところに理由があるのだろう。
名前を出すことは責任を伴う、その変わりに明確に意思を介在させることができる。

ザッカーバーグの名前が常にfacebookに表示されているのも、facebookがどんなものであるかをはっきりとさせるためなのだと思う。

実は匿名であるよりも、実名である方がプライバシーは守られる。
共有すべき情報を吟味できるからだ。
何気なく撮った写真から住所を特定されるかもしれないと知っていれば、その写真自体を載せないかもしれない。

でもそれで良いのだろうか?とも思ってしまう。
なんだか、すべて実名になったらネットが段々つまらなくなってしまうような気がしてしまう。

それはプライバシーの問題ではなく、単に責任の問題の話でだ。
おもしろいことをしていても、名前がなくては信頼されない。
facebookが台頭すればするほど、そんな状況になってしまうんじゃないかと思う。

でも価値のある情報と思えるものが、実名によって世の中に発信されているのもまた事実だ。
facebookが流行れば流行るほど、2ちゃんねらーのような人たちは隅に追いやられていくだろう。
それはすごく良いことのような気もするが、なんだかさびしいような気もする。

名前すらもツールの一つに過ぎない。
だから共有して、有意義に使っていく方法を考えよう。
私たちはきっと、これからもっと思いもよらないような変化に飲み込まれていくのだろう。
名前という個が本当に共有されてしまった時、もしかしたら人類は次のステージへと上がっていくのかもしれない。

私たちの肉体は、その時にどんな意味を持つのだろうか?
SF的な妄想かもしれないが、案外その答えを知る日は近いのかもしれない。

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
デビッド・カークパトリック 小林弘人 解説

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posted by どらっくす at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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