どらっくすのちゃんぷる〜日記。

日記?の更新は基本的に毎日22時から24時の間くらいにしています。

2011年03月29日

誰が裏切ったのか?「facebook」

facebook
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読み終えて、今にいたるまでfacebookを元にした小説的なものだと思っていた。
ノンフィクションだったのか…
どういう取材をしたのかはわからないが、人間ドラマに主軸が置かれている。

この本を読んでいると、人の感情の揺れ動きの面白さを感じる。
一体誰が裏切ったのか?
バラバラになっていく人間関係の中で、それぞれが裏切られたと感じていく。

この作品のうまいところは、そこに対するザッカーバーグの感情に関しては触れていないこと。
こういう事実があったということだけを載せることで、ザッカーバーグを感情が欠如した人間かのように思わせる。

そうして最後まで読んでいっても、ザッカーバーグのことはよくわからない。
なぜならザッカーバーグはfacebookのことしか考えていないからだ。
ザッカーバーグはただ便利なツールを一つ作ったに過ぎない。

しかも、それは完成することがあるのかすらもわからない途方もないものだ。

そのfacebookという名のツールを巡って、人々は右往左往していく。
あるものはそれは自分のものだと言い、あるものはそれは自分のビジネスだという。
だがザッカーバーグにとってはそれはただの雑音なのだ。

彼はただ、facebookを完成させようとしていく。
あまりにもシンプルにそこに向かっていくのだ。
その結果、感情的には裏切られたと感じる人々が出てきてしまう。

だが、本当に裏切ったのはどちらだろう?

わからない。
わかることは、ザッカーバーグはシンプルにfacebookを存続させることを望み。
他の人たちは「私は裏切られた」と感じているということだけだ。

ザッカーバーグの言い分がない分だけ、より深く彼の人間性を垣間見ることができる気がする。
よりシンプルな信念を持てば、他のことはささいなことなのだ。

だがシンプルすぎる信念は、時に人を傷つけてしまう。
それが意図されたものなのかどうかはともかく、残された者の傷は裏切られた証となって読者の心にじんわりと寂しさをしみこませる。
だがその傷跡すらも、ザッカーバーグを輝かせる一筋の影にすぎない。

彼が孤独を味わうとすれば、それはfacebookを失った時だろう。
プログラムを打ち込むということは、新たな世界を作り出すことなのかもしれない。
生み出した世界があれば、孤独を感じることなどないだろう。
神は、孤独を感じる必要がないのだから。

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posted by どらっくす at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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