不満はあるけど満点!と言いたくなるようなサービスです。10冊制限だけはほんとにどうにかして欲しい。雑誌、コミックは別枠にしてもらえるだけでも違うんだけどな。
平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』をようやく読み終わりました。
恋愛小説はどちらかといえば嫌い。どちらかと言わずとも嫌い。なんですけども、これはスルッと読むことができました。
もちろん恋愛小説の嫌いな部分というのは『マチネの終わりに』にも入っているんですが、それ以上に読ませてくれる小説でした。
やきもきするというんですかね。ままならない様子を追いかけていくのが非常に心地よいです。
ままならないところが嫌いなんですけど、ままならないのが嫌いでも読みやすいからすごい。
ただその分、非常に取材して書かれているであろう現実的な要素がいまいちしっくりと自分の中に入ってきてくれませんでした。もちろんその部分がなければ話は成り立たないし、あるからこそ状況に入り込んで読めるという部分もあるんですけど。
たぶんなくても問題なく読ませてくれるんだろうなという気持ちが出てきちゃって。
自分がせっかちなんでしょうかね。
ための部分にはなるんだろうけど、ためなくて良いから早く答えを出してくれという気持ちになる。
しっかりと楽しめていた証拠ですね。
こういう普段なら絶対に読まない本にも手を出してみることができるというのが定額サービスの魅力。
とりあえず手あたり次第に読んでいってもいいかもしれないな。
たぶん追加されるものがあるということは、出ていってしまうものもあるだろうし。
出ていくことがあるのであれば『マチネの終わりに』は、出ていきかねない作品であるなと思います。
比較的新しいものというのは、最初にドンとおいてしばらくしたら抜けがちですからね。
所有するわけではないからこそ訪れる一期一会。
だからこそ思わぬ出会いがうれしいものです。
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