母さんメガネ父さんメガネに囲まれて、小さい小さいメガネがあるよ。
メガネがないなら困ってしまう。見えないものがたくさんできる。
メガネがないなら得してしまう。見えないものがたくさんできる。
小さい小さいメガネが言うよ。
大きい大きいメガネはあるの?
父さんメガネが答えてくれた。
大きい大きいメガネはあるよ。
大仏さまほど大きいのかな?
よっぽどよっぽど大きいよ。
お空の月より大きいのかな?
よっぽどよっぽど大きいよ。
いったいどれほど大きいのかな?
父さんメガネは考え言った。
世界のすべてを覆うほど。
そんなに大きいメガネがあるの?
世界を見るためいるのがメガネ、すべてを覆わにゃメガネと言えぬ。
あなたのメガネ、大きいメガネ、世界はメガネの向こうにあるよ。
小説というより詩みたいになってしまったけど、それはそれでよいと信じよう。
あけまして、おめでとうござ、います。
ラベル:創作文 毎日書かなくても日記