今日は「インフェルノ」を読むことに成功した。ダン・ブラウンのダンテの神曲がテーマとなった本作であるが、手元にイタリアの旅ガイドでも置いておけばより濃密に読み込めただろう。時間もなかったので慌てて読んだのだが、十分にイタリアを旅した気持ちにはなれた。それでも位置関係がよくわからないということは生じるので、手元にイタリアのことが書かれた何かがあればと思った。
ラングドン教授の冴えわたる頭脳は今回も健在だが、序盤は展開上なかなか能力が発揮できないのでやきもきとする。自分の中のラングドン像はトム・ハンクスで固まってしまっているらしく、教授が何かするたびにトムの顔がちらついていた。特にトム・ハンクスのしかめっ面が、ラングドン教授の心境に合いそうだったので映画を見るのもたのしみになった。
本だけ読んでももちろんたのしいのだけど、ダン・ブラウンの作品は映画化されるのがたのしみでもある。映像で映えるような場所が多いので、想像だけよりも映像で見た方がわかりやすいからである。そうしてまた原作を読むと、「おおこれはあんな感じの建物であるな」などと二度たのしめるのではないかと思う。ないかと思うと言うのは実際にやったことはないからである。案内本片手に読むのはやってみたい気もするが、Googleに聞くのも惜しいほど読む時間がなかったのが残念。読み終えたあとにはダンテの神曲も読みたくなることは間違いないが、読もうとして挫折することも間違いないだろう。親切にも解説に「ダンテの神曲は途中で挫折する人が多い本だ」と書いてくれているのだから。
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