★★★☆☆
罪のない人々なんて この街のどこにいるの?
最高のバットマン映画でした。
ただ自分には、バットマンへの愛情がちょっと過剰に感じてしまいました。
そのせいか、うまく楽しめなかった。
バットマンの世界に没入出来なかったんですね。
ダークナイトトリロジーの完結編ということで、バットマンでやりたいことは全部詰め込んだのでしょう。
バットマンの映画を見ていうことではないんでしょうが、バットマンすぎる映画でした。
見ている間、常に置いてけぼりにされている感覚に付きまとわれていました。
そもそもダークナイトの後に、ブルースがバットマンであることをやめてしまった理由もよくわかりません。
いや平和になったからという理由はわかるんです。
でも、だったらダークナイトのかっこいいラストは何だったのか?
というわけで、最初の時点でストーリーに入り込めませんでした。
素晴らしいアクションシーンもあるにはあるんですが、どうにも前作までには及んでいない感覚でした。
もちろん毎作更新していく必要はないわけですけども。
派手さはあるのに、何となく見どころに欠ける印象でした。
ちょっと作り物っぽさを感じてしまったんですよね。
いや、映画なんだから作り物ですけど、なんかこう映画だなって感じてしまった。
ストーリーはダークナイトシリーズの集大成という感じで非常に良かったです。
ここがバットマン映画として最高だったと感じた理由です。
ただ、ダークナイトで一度バットマン以上のものを見せられたと感じていたわけで。
そこからまたバットマンに戻られてもなあ、というのが評価が低い理由です。
感覚がダークナイトに囚われてしまったんですね。
また時間を空けて見たら変わってくるとは思います。
ダークナイト、インセプションと見て、感覚がおかしくなっているんでしょうね。
当たり前に面白いくらいでは満足できなくなっているのかもしれません。
三部作で考えて満足のいく完結編だったので、見て損をするということはないです。
「ダークナイト ライジング」をU-NEXTで視聴 https://video-share.unext.jp/video/title/SID0018880?utm_source=copy&utm_medium=social&utm_campaign=nonad-sns&rid=P0001925898
【関連する記事】
- 「ウェンズデー」シーズン2の8話。最高の最終回。
- 「ウェンズデー」シーズン2の7話を見た。物語が結末に向かっていく。
- 「ウェンズデー」シーズン2の6話を見た。ウェンズデーとイーニッドの友情。
- 「ウェンズデー」シーズン2の5話を見た。異常な家族だからこそ、チラリと見える家族..
- 「ウェンズデー」シーズン2の4話を見た。フェスターおじさんのことが好きになる。
- 「ウェンズデー」シーズン2の3話を見た。とんでもなく密度の濃い回だった。
- 「ウェンズデー」シーズン2の2話を見た。まだまだ事件の全容が見えてこない。
- 「ウェンズデー」シーズン2の1話を見た。シーズン2も面白そう!
- 「WWE:”壮大なるドラマ”の裏側」を見た。暴露ではない、きちんとした裏側。
- 「木曜殺人クラブ」を見た。お年寄りたちの趣味は未解決事件の謎解き。


