
ゼノブレイド累計二時間程やった。
ストーリーが燃える展開を見せてくれて非常に良い。
任天堂の予告映像三つのシーンはこの二時間でほぼ終わったと思う。
主人公たちが旅立つことになる理由が自分たちに直接の被害があったからというのはわかりやすく、目の当たりにした悲劇はプレイヤーを「やってやるぜ!ヤリパンサー!!」という気持ちにさせてくれる。
戦闘システムも徐々にやれることが増えていくのですんなりと気持ち良く戦える、チュートリアルはしっかりしているが情報量が多く少し頭に入って来づらい時もあるのが若干気になる。
これは画面は少し色合いが薄くなって残ったまま、その上に新たにウインドウが出て説明書きが出るために目に飛び込んでくる画像が多く感じてしまっているだけかもしれない。
まぁほとんど飛ばし読みしていても進められているので問題はなさそうだ。
機神は普通の武器での攻撃は転倒させてからではないと効かないので少しいらいらしたが、上手くはまると爽快。
その対比から主人公がモナドを手に入れてからの機神との戦いはスカッとした。
シュルクとラインの会話は男子高校生がふざけあってるみたいで、聞いていて微笑ましい。
ダンバンは最初はベジータに聞こえるが、聞けば聞くほどベジータとは違ったアプローチの演技で、深いやさしさを持った父や兄といった印象を与えてくれる。
今のところではあるがストーリーは全然違うのにFF10に似たような印象を受けた。
先には悲劇的な展開が待っていそうなのに、キャラクターに爽やかさを感じるのがその原因だろう。
シュルクが普通の好青年なのと、ラインが三枚目でありながら異常なまでにシュルクを立ててくれるので思わずにやけてしまう、まっこと友情と愛情は紙一重やで。
普通攻撃がオートという戦闘システムはどういうものかと思ったが、必殺技“アーツ”を使うポジション取りやタイミングを重視したシステムであることがわかる。
まだ出てきていないが、これにビジョンが加わればボス戦は頭を使って戦いを楽しめそうだ。
今までのところではあるが、とにかく遊びやすいRPGである。
途中途中のポイントでセーブを確認してくれなければ平気で数時間遊んでしまいそうな魅力がある。
RPGはそれほど遊ぶ方ではなくどちらかと言えばワンプレイが短いゲームが好きな方だが、システムは遊びやすさを十分に考慮して作られているので楽しくプレイできている。
イベントシーンに入る時のロードが、体感であと1秒早ければ完璧だった。
PS時代のRPGほど待たされるわけではないが、他が快適なのでそこだけが気になってしまう。まぁ些細な点。
後はストーリーが肌に合うかどうかだと思うが、ストーリーに関してはあんまりネタばれしたくないのでこれ以上は書きません。
いまのところは影がありつつもひねた感じではなく、あくまで爽やかな熱さを感じていて非常に好印象。
「トップをねらえ」「ナデシコ」「ナディア」「ガンダムF91」辺りのアニメが好きだった人なら受け入れやすい感じです。
「ガオガイガー」の人が脚本らしいのでその辺も加味していただけるとなんとなくイメージつかめるかもしれません。
つらつらと色々書いてきました。
まぁ読んでいただいたら大体わかると思いますが、僕はかなり気に入っています。
迷ったら買ってみて損のないゲームです。